現実的な作業計画では、草を刈る時間とそれ以外の時間を分けます。公称刈幅に最高走行速度を掛けても、一日の処理量は分かりません。草の状態、重ね刈り、勾配、旋回、障害物、給油、点検、刃の確認、移動、運搬、天候を現場の条件として組み込みます。
推奨する進め方
実際に刈る範囲を地図に落とし、実効刈幅と経路から距離を見積もり、代表的な植生で刈取速度の範囲を実測します。給油などの中断をすべて加え、慎重・標準・難条件のシナリオで計算します。結果は計画用であり、時間当たりの処理面積を保証するものではありません。

判断の枠組み
| 管理ポイント | 要件 |
|---|---|
| 実作業範囲 | 敷地全体ではなく、実測した草刈り可能な範囲 |
| 走行距離 | 区域形状と実効刈幅から算出し、旋回や縁の作業を加える |
| 刈取時間 | 距離 ÷ 条件を記録した実測速度 |
| 刈取以外の時間 | 下見、積載、準備、旋回、給油、点検、移動 |
| 作業時間内の処理量 | 確保した時間内で完了できる範囲のみ |
実効刈幅を決める
適合する800、1000、1200 mmの機種を基に、計画した重ね幅、曲線経路、縁の作業を加味します。何度も刈り直す経路では公称刈幅をそのまま使いません。
速度の範囲を実測する
機種、刈取装置、刃、植生、水分、勾配、操作方法を記録します。実測した低速・標準・高速側の値は、条件が合う場合にだけ使います。公表走行速度は刈取速度を保証しません。
給油時間を積み上げる
承認された給油場所への移動、停止、取扱説明書で必要な冷却や確認、安全な給油、再始動、復帰を記録します。タンク容量と燃料消費量は対象エンジンと構成の資料または実測値を使い、市場平均を仮定しません。
定期作業を含める
日々の点検、清掃、刃や作業装置の確認、履帯点検、作業時間中に必要な整備を含めます。これらを除くと実際に使える作業時間を過大に見積もります。
中断時間を個別に見積もる
ゲート、障害物、残材の除去、区域間の移動、悪天候による停止をそれぞれ記録します。前提を明示しておけば、購入者が何を改善できるか分かります。
単一の結果ではなく複数の条件を比較する
確認済みの条件を一つずつ変え、何が結果を制約するかを示します。不測の事態に備えた時間も残してください。取引上の保証がある場合は書面に記載します。
お知らせいただきたい情報
- 対象製品と用途、販売市場、納入先、購入者の立場。
- 現場の実測値または取引要件と希望構成。
- 書類、検査記録、梱包とサポートの希望。
- 価格、数量、納期、対象範囲を記載した日付入りの見積書。
MERIの関連情報
購入前のFAQ
一般的なオプション写真は全機種への適合を示しますか?
いいえ。対象の注文に対して適合性と最終仕様を確認する必要があります。
数量、価格、納期はこのページで確定しますか?
いいえ。構成、納入先、数量、現在の生産計画で変わるため、日付入りの見積書で確定します。
取り決めた検査資料を含められますか?
対象範囲、時期、責任を確認できるよう、注文承認前に必要な資料を定めてください。