植生の密度は刈取装置に入る量を示しますが、「薄い」「濃い」といった言葉だけでは機種を選べません。草丈、被覆率、茎の太さの分布、水分、種類、前回の草刈りからの期間、隠れた異物、必要な仕上がりをまとめます。
推奨する進め方
代表的な植生を物差しと撮影し、例外的に太い茎よりも最も多い種類を記録します。管理された芝地には刈取装置が合うT-Seriesの平刃、高い草や混生した植生には機種の仕様範囲内でフレールモア、通常の草刈りを超える木質植生にはRFMの固定刃ヘッドを使います。用途の境界はMERIと確認してください。

判断の枠組み
| 選定項目 | 選定の基準 | 確認資料と制約 |
|---|---|---|
| 管理された芝地 | 定期的に刈る草、定めた仕上がりと間隔 | T-Seriesの平刃 |
| 背が高い草や混生した草 | 草丈が不揃いで繰り返し伸びる植生 | フレールモア |
| 草刈機の範囲内で硬い植生 | 刃とローターの適合確認が必要 | 機種別にフレール刃またはハンマー刃 |
| 密生した木質植生 | 林業用の処理と土地の再生 | RFM固定刃ヘッド |
| 内容不明の残材 | 針金、石、廃棄物は刈取対象外 | 事前に下見し、除去するか隔離する |
代表的な植生を確認する
物差しを添えた近接写真と、被覆の様子が分かる引きの写真を撮ります。通常の場所を数か所と、最も条件の悪い場所を記録します。最も太い枝だけでは、敷地に占める割合や作業量は分かりません。
草丈と密度を分けて記録する
高く柔らかい草と低く密生した繊維質の草では負荷が異なります。草丈、密度、水分、茎が立っているか倒伏して絡んでいるかを記録します。前回からの期間と残す高さまたは刈りくずの状態も示します。
動力より刈取方式を先に選ぶ
平刃、フレール刃、林業用固定刃のいずれかを決め、その方式の中で刈幅、エンジン、電圧、操作方式を比較します。エンジンの選択肢を増やしても芝用デッキは林業用ヘッドにはなりません。
初回と定期作業を分けて計画する
再生の初回作業と、その後の維持管理では別の機械や作業ヘッドが必要な場合があります。両方を定義し、定期作業の過剰な仕様や初回作業の能力不足を防ぎます。
異物と立入制限を管理する
針金、石、灌水部品、切り株、廃棄物を確認し、不明なものがあれば作業を止めます。遠隔操作で作業者の位置は変えられますが、飛散や巻き込みの危険は残ります。
条件を明示して試験する
代表的な試験では機種、刈取方式、刃、植生、水分、地形、操作方法を特定します。その条件での結果として記録し、どんな密度でも同じ結果になるとは表現しません。
選定前にそろえる情報
- 具体的な作業、現場の実測値、代表的な写真や動画。
- 地形、植生、進入路、旋回、天候、求める仕上がり。
- 日々の作業時間、整備体制、納入先。
- 見積書で確認する機能とオプション。
MERIの関連情報
購入前のFAQ
部品や仕様が一つ分かれば適合性を判断できますか?
いいえ。構成全体、現場、作業手順、運用条件をまとめて確認してください。
オプション画像や実演ですべての機能を証明できますか?
いいえ。注文する機械の搭載部品、資料に記載された機能、試験条件を確認してください。
密生した植生に合う草刈機を選ぶには何が必要ですか?
物差しを添えた写真を送り、代表的な茎の太さ、草丈、地面の被覆率、必要な仕上がりを記録してください。