重心はラジコン草刈機すべてに共通する固定のカタログ値ではありません。エンジン、バッテリー、燃料、刈取ヘッド、アクチュエーター、除雪ブレードなどで、質量とその位置が変わります。さらに斜面を進む向き、加速、制動、旋回、わだち、地面の変形によって、実際の機体に作用する力が変わります。
推奨する進め方
注文する最終構成と実測した経路で安定性を評価します。上り、下り、斜面横断、作業装置の位置、旋回、地表と天候を記録します。現行の機種資料を上限とし、作業に余裕を持たせてください。印象的な実演も、どんな現場でも同じ安定性を示す根拠にはなりません。

判断の枠組み
| 選定項目 | 確認済みの選定基準 |
|---|---|
| 静止時の形状 | 車幅、履帯の接地、全高、質量分布 |
| 構成 | エンジン、燃料、バッテリー、デッキ、アクチュエーター、作業装置 |
| 走行時の条件 | 速度変化、制動、操舵、作業装置の接触 |
| 地形 | 角度、進行方向、わだち、縁、水分、浮き石やばらけた残材 |
| 操作計画 | 作業者の位置、視界、立入禁止区域、回収方法 |
最終構成の重量を確認する
標準仕様の図面を、動力や作業装置の異なる機械と同じものとして比較しないでください。見積もり対象の最終寸法と正味重量を確認します。オプションで値が変わるなら、機種と作業装置の位置を添えて改訂内容を記録します。
転倒しにくさと路面のグリップは別に考える
機械は形状上の転倒限界に達する前にグリップを失うことがあり、滑ると縁や障害物へ向かうことがあります。クローラでもリスクはなくなりません。グリップ、わだち、散らばった刈りくず、水分を傾斜角とは別に確認します。
作業装置の位置を考慮する
作業装置を上げたり張り出したりすると、質量分布や地上高が変わります。作業時と運搬時の位置は機種の手順に従ってください。除雪ブレードが雪山に当たるときや、刈取装置が密生部に当たるときには、静止写真からは分からない力も加わります。
勾配の変化点と旋回を記録する
平均勾配が緩くても、斜面の頂部、溝の入口、旋回箇所では履帯の一部が浮き気味になることがあります。これらの箇所を記録して別々に測り、取扱説明書と現場計画が許す安定した地面で旋回します。
観察結果は条件と一緒に記録する
実演動画を確認する際は、機種、構成、傾斜の測定方法、進行方向、地表、天候、操作方法を特定します。動画を正式な定格として扱わず、「この条件で観察された」と記録します。
中止と回収のルールを定める
予想外の滑り、機体の浮き、地面の動き、視界喪失、操作警報、障害物、立入禁止区域への人の侵入があれば中止します。回収方法は事前に計画し、斜面下側や機械の進路に人を配置しないでください。
注文前に送る資料
- 候補機種と必要なオプションまたはアタッチメント。
- 代表的な現場の写真、実測値、経路、作業、仕上がり。
- 日々の作業量、整備体制、納入先。
- 最終見積書と技術データシートで確認したい項目。
MERIの関連情報
購入前のFAQ
オプションの写真だけで適合を確認できますか?
いいえ。MERIが実際の機種と注文構成で適合を確認する必要があります。
現場動画は製品資料の代わりになりますか?
いいえ。動画は特定の構成と条件の記録です。注文には最新の技術データシートと見積書を使います。
オプションを変えたら寸法と重量を再確認しますか?
はい。最終構成で進入、輸送、作業計画を見直してください。