履帯幅は走行装置の一要素です。接地圧は完成機の質量、実際の接地長、荷重分布、地表の反応でも変わります。幅広のゴムクローラは荷重を広く分散できますが、使えるグリップや地表の傷みにはトレッド、土、水分、操舵、履帯の状態も影響します。
推奨する進め方
選んだ機種の工場指定履帯を使います。最終構成の質量を実際の接地面積と代表的な地表で比較してください。ローラー、アイドラー、スプロケット、ガイド、ガードとの適合をMERIが確認していない幅の履帯に換えないでください。沈みにくさ、グリップ、旋回、進入を合わせて評価します。

判断の枠組み
| 管理ポイント | 要件 |
|---|---|
| 履帯の寸法 | 幅、ピッチ、リンク数が走行装置に適合すること |
| 接地圧 | 重量(力)を有効接地面積で割った値は計画用の概算 |
| グリップ | トレッド、地表、水分、勾配、荷重移動が影響 |
| 地表の仕上がり | わだち、沈み込み、スキッド旋回の擦れを個別に評価 |
| 適合性 | 対象機種の指定部品または適合確認済みの代替品のみ使用 |
履帯コードをすべて記録する
交換部品の特定には通常、幅、ピッチ、リンク数、ガイドや駆動部の仕様が必要です。刻印と機体の製造番号を撮影してください。幅が似ていても適合するとは限りません。
接地面積は目安として使う
簡易計算では機体重量を左右の履帯の公称接地面積の合計で割ります。実際には荷重が均等ではなく、斜面頂部、わだち、旋回、装置で変わります。計算値は比較用であり、認証値ではありません。
沈みにくさとグリップを分ける
平均接地圧が低いと、ある程度支持力のある軟らかい地面で沈みにくくなります。グリップはトレッドのかかり方と土のせん断に左右されます。幅が広ければどんな地表でも有利とは限らず、旋回抵抗や通過幅も変わります。
張りと摩耗を点検する
履帯の状態、張り、突起、ローラー、アイドラー、スプロケットがかみ合いに影響します。機種の整備手順に従い、損傷や軌道の異常があれば停止してください。他機種の張りの数値を流用しません。
地表に合う旋回を計画する
スキッドステアは横向きに擦れを生じます。仕上がりが重要で条件が許す場合は移動しながら旋回します。乾いた地面では許容できる機械でも、水を含んだ芝ではわだちや剝がれを生じることがあります。
機体の通過寸法を再確認する
履帯の変更で全幅や運搬への適合が変わります。承認済みの走行装置のオプションを変更したら、門、列、トレーラー、ガードを再確認してください。
お知らせいただきたい情報
- 対象製品と用途、販売市場、納入先、購入者の立場。
- 現場の実測値または取引要件と希望構成。
- 書類、検査記録、梱包とサポートの希望。
- 価格、数量、納期、対象範囲を記載した日付入りの見積書。
MERIの関連情報
購入前のFAQ
一般的なオプション写真は全機種への適合を示しますか?
いいえ。対象の注文に対して適合性と最終仕様を確認する必要があります。
数量、価格、納期はこのページで確定しますか?
いいえ。構成、納入先、数量、現在の生産計画で変わるため、日付入りの見積書で確定します。
取り決めた検査資料を含められますか?
対象範囲、時期、責任を確認できるよう、注文承認前に必要な資料を定めてください。