電源のない現場に向くディーゼル式林業用マルチャー

電源のない現場に向くディーゼル式林業用マルチャー

電源を確保しにくい現場では、土地の整備に使う機械の選び方が変わります。十分な充電設備がなく、進入路の状態が悪いこともあり、整備で止まると作業時間の多くを失います。ディーゼル式の遠隔操作マルチャーは現場で給油して長時間作業できますが、燃料、輸送、予備部品、通信、機械の回収まで計画してください。

短時間で判断するポイント

大容量の充電設備を用意するより給油が現実的で、長時間の現場作業が必要ならディーゼル式を検討します。燃料、フィルター、工具、整備支援を現場に届けられることが前提です。ディーゼル式を選ぶだけでは進入や停止時間の問題は解消しません。

機種より先に現場を確認する

整備拠点からの距離、道路や橋の制限、トレーラーの進入、燃料保管のルール、日々の作業目標、植生と枝の分布、斜度と走行方向、天候、通信圏、防火対策、最寄りの回収拠点を記録します。

電源のない現場で密生した木質の植生を処理するMERIディーゼル式林業用マルチャー
MERIの遠隔操作式林業用マルチャー。最終構成は実際の植生、地形、作業計画に合わせます。

MERIの二つの動力方式を比較する

判断項目ME-RFM1000-DME-RFM1000-E
動力25 hp水冷ディーゼル30 kWh LiFePO4、9 kW水冷式刈取りモーター
作業幅1,000 mm1,000 mm
遠隔操作範囲500 m200 m
運用計画給油と整備を計画すれば連続作業が可能公表稼働時間は約7 h、急速充電約6 h、標準充電約12 h
正味質量550–600 kg882 kg
傾斜の参考値公表作業斜度45°登坂能力45°、最大作業角度35°

両機種の技術データシートには、適した条件で30 cmまでの材料が記載されています。これは材料寸法の上限の目安で、処理量を保証する数字ではありません。樹種、密度、水分、枝の角度、隠れた異物、地形、刈取り部への送り方を確認します。

現場の作業手順

  1. 輸送時の寸法、経路の制限、荷下ろし場所、回収方法を確認します。
  2. 承認された燃料、漏出時の対策用品、日常整備用部品、通信機器を用意します。
  3. 作業区画を調査し、ワイヤー、石、設備、不安定な地面を避ける範囲を決めます。
  4. 確保した進入路から作業し、給油と点検の間隔を決めておきます。
  5. 燃料使用量、摩耗、遅延を記録し、次の作業と部品在庫を実績で決めます。

見積もりで明確にする運用上の制約

連続作業とは、バッテリーの放電時間でエンジンの稼働が制限されないという意味です。整備不要や無停止を意味しません。燃料取扱い、防火、冷却系の点検、フィルター、刃の摩耗、輸送も作業計画に含めます。

操作者は機械と作業区画を見通せる位置を保ちます。遠隔操作で立ち位置は変わりますが、訓練、点検、現場ごとの安全対策、取扱説明書は引き続き必要です。

機種選定のためにMERIへ伝える情報

現場の資料

代表的な写真や動画、斜度と走行方向、植生の寸法、地面の状態、障害物、最も狭い進入箇所をお送りください。

事業計画

日々の稼働時間、納入先、輸送制限、給油や充電の可否、整備体制、必要な予備部品支援をお知らせください。

MERIの関連情報

参考として、Texas A&M Forest Serviceのマルチングと破砕の解説もあります。現地の規則と承認された作業計画に従ってください。

購入前のFAQ

枝径の最大値はどの現場にも当てはまりますか?

いいえ。適した条件での技術データシート上の目安です。構成を確定する前に代表的な材料と現場の資料をお送りください。

遠隔操作なら自動で作業できますか?

いいえ。作業中は操作者による監視と操作、明確な視界、立入禁止区画、点検が必要です。

どちらの動力方式を選ぶべきですか?

作業時間、給油または充電の可否、輸送、整備能力、騒音、現地の排出ガス要件をまとめて判断してください。

現場調査から構成を決める

植生、傾斜、進入幅、日々の作業時間、納入先をお知らせください。MERIが確認済みのディーゼル式と電動式を比較します。

林業用マルチャーの機種選定を相談する